政界を読む
民主党キーマン 野田総理大臣 2011年9月26日(月)
〜野田総理大臣〜
自らをどじょうと呼び、地味で着実路線を歩みながら、融和の精神で混乱している組織強化を図る姿勢を貫いている新総理。はたして、この新総理の手腕はいかに?
ー個性ー
魁ごう生まれの専門性で生きていく人。温厚篤実で、じっくりと腰を据えて粘って行くのが持ち味。自分自信をよく理解している人。大らかさ、茶目っ気さが魅力。時代が求めるカン、政治家としての素養はあるものの、土壇場でどう動くかがポイント。泥臭い印象を与えがちですが、ここぞという時に大胆不敵にやってのける。軽はずみでなく緻密な計算に基づく人。
長所:他者とは違う個性で独特の感性が魅力。直感力と緻密な計算力。面倒見の良さ。
弱点:社会からの常識を逸脱する事がないかわりに、竜頭蛇尾の傾向も。
運勢:今年2011年は、社会的な地位を得る年であり、それによって一時的な困難も結果的に吉を得る年。ピンチがチャンスの年。2012年5月が転換期。総選挙でどうでるか?
民主党キーマン 輿石幹事長 2011年10月20日(木)
〜輿石幹事長〜
混乱の政局にあって、白羽の矢が立った輿石幹事長。このどじょう内閣の要とも言える役職にあって、多くを語らずそれでいていぶし銀の様な強さと光を放っている印象を与えますが、さてどんな人物なのでしょうか?
ー個性ー
堂々たる態度と揺るぎない信念、口数の少なさで、一見すると厳しい表情が多い人ですが、社会的な立場を重視するタイプでありながら、内面には神経質な情緒性をもっています。政治的には、何事も律儀に順を経て、体制的にも秩序を重んじていく様な手法がありますが、実際には、状況に応じて口も手も足も出る、なかなかのバイタリティと行動力を持っています。表面の堅さに比較して内面は明るい人です。 長所:自分の信念に従って行動し、統率力がある。金銭感覚に優れ財政管理は抜群。
短所:気分に左右されやすく、利害に走りやすい。手を汚さない。心配性。
ー運気ー
恐らく、生まれた時間が鍵を握っているのではないかと思いますが、官殺混合という、迷いが出やすい命を持ちながら、もし仮にそれが一つに絞れるような時間であった場合、現在の運気はとても良い暗示の時にあり、しかも2011年は彼にとって引立てとともに自分らしさを出していける年となっています。 今後の流れとしては、2014年が転換期です。それまでは、党幹事長としてその地位と力量を発揮し、君臨していくのではないかと思います。
ー野田首相との関係性ー
党の運営が政局に大きな意味を持って来た民主党内閣で、この幹事長の存在は野田首相にどのような影響を与えていくのか、相性をみてみると、非常に強い結束力と弱点を長所に変えて行くだけのパワーを持つ関係である事が解ります。 しかも、野田首相の意見を良く聞き入れながら行動に移してくれる関係です。お互いに良い信頼関係を築きながら一緒に運営していける、民主党にとっては稀ともいえる抜群の相性。この二人の信頼関係は、良い流れとなって動いて行くのは間違いなさそうですが、この人事を決めたのが、どじょうこと野田首相本人であれば、なかなかの人事的な目を持った人だと感じます。首相にとってはこれ以上話せる人もその実行力を持った人もいないでしょう。 来年2012年5月が一つの節目といえそうですが、どうであれ輿石幹事長の存在はこれからも益々その存在感を与えながら、揺るぎない座を獲得していくでしょう。
民主党キーマン 藤村官房長官 2011年9月26日(月)
〜藤村官房長官〜
派手さはないものの、その誠実な人柄や実直さが伝わってくる藤村官房長官。補佐役としての力量はいかに?
ー個性ー
温和な態度の人。NO.2の女房役に適した人材ですが、物事の善し悪しがはっきりとした人。少々短気で偏屈さも。しかし文化的要素や芸術面での造詣は深く、研ぎすまされた感性と何事も実績・実利主義のタイプ。活動的でありながら、技術面に長けているため、全てにおいて自分の目で確認した上で物事を通す人。正義感と厳しさが特徴。
長所:活動的でありながら、問題解決能力は抜群。人事面での組織運用に長けている。器用で几帳面。
弱点:温和でありながら、自分なりの感性を重視。やや短気。
運勢:2011年は仕事の内容が大きく変わる転換期。結果的に納得感は薄くとも対処すべき年。2012年は地位の変化の可能性大。
民主党キーマン 前原国交相 2009年9月30日(水)
一時は民主党の顔としての代表を務め、現内閣では最も難局を迎えている省の一つである、国交省担当の前原氏。いかにも温厚で実直、正道をきちんと歩いて行くアクのない人柄に見えますが、彼の本質と政治手腕によって、今後どのような道を辿って行くのでしょうか?
前原誠司氏 (1962年4月30日生)
<性格>
”魁ごう”という特殊な日に生まれた人です。この生まれの方には三島由起夫さんなど、ある意味特殊な性質を持った方が多く、穏やかさと激しさの両面を持っているタイプです。 独自の世界観と感性、専門性を生かした分野でなければ、才能を活かせず苦境に陥りやすい面を持ち合わせています。性格は落ち着いて渋い印象のある温厚な人柄である反面、悠然と構えてはいますが神経質で分析力と細やかな気遣いを怠る事の無い人物です。辛抱強く、社会の裏面にも通じて損得勘定の目も備えている為、人使いが上手くトップになれるだけの資質があります。
<政治手腕>
性格的に協調性もあり、計画性と連帯意識、入念な検討によって行動をするタイプです。外交的に世の中に出る事で俄然張り切っていけるタイプでもありますし、自分の実力でのし上がって行く結果第一主義でもありますから、過程がどんなに大変でも徹底して結果を出して行く命令遂行型。 やるべきテーマがあってこそ、その力量を発揮できるタイプですから、マニフェストに掲げた事はどの省庁よりも実現性が高いと言えます。
<運気の流れ>
時間が不明ですが、特殊(格)な為、普段は自己主張をせず、自分を押し殺して行く事で運をうまく掴んで行けるタイプですが、2014年までは自分を出して行く事ができる運気になっています。 2004年から始まっている現在の運気は、再起をかけて新たな事を始める事で運気が上がる時になっています。また特に今年はステイタスポイントとなって地位や権利、評価を得られるとても良い運気です。なるべくしてなったという感触が強いですが、戦う時期ではないので、当面は温厚路線を貫きながら着実に成果を上げて行く事が大切だと思います。その時期を見極めていけると良いのですが。 来年は今年打ち出した改革によって、少しずつ動きが出て2011までには成果があがり、2012年、新たな展開に向けてのチャンスがやってくると思われます。この運気はとても良い運気ですから粘り強く積極的に挑戦していただきたいと思います。
民主党キーマン 岡田外相 2009年10月1日 (木)
ミスター・クリーンとも呼ばれ、頑固なまでの正道を歩く印象の強い岡田氏。ロボコップの威名を持つ程の外見的堅さを持つ人物でもありますが、外相としての手腕は如何に?
岡田克也氏(1953.7.14生)
<性格>
几帳面で社交的な面を崩さない様に装っていますが、どうしても内面の神経質さや緊張が隠せない人です。 情熱と野望に燃える青年気質のタイプでもありますし、権威や秩序、封建的感性を大切にする面があり、独自の感性と技術力を駆使しながら実践して行く人物です。清濁併せ飲む様な器には少々乏しい面もあり、上下関係に敏感で自分との関係により相手に対する態度も変わるところが見受けられますが、自分の内面は見せる事も少ない、正義のロボコップタイプと言えますね。
<政治手腕>
何よりも実践主義である点、問題解決能力に長けて組織運営も巧みなタイプであり、見かけよりも平和主義で温厚な手法をとる人ですし、可愛げのある印象を与えます。内面の欲望や野心は強いものがあり、プライドも高く自己本位な判断をする傾向も秘めていますが、能力ある人について経験を重ねていくタイプでもあり、女房役としての才覚があります。傷つく事を恐れる人ですから、内面を見せずに自分なりの政治手法を持って専門分野で能力を発揮する点、折衝能力の点から見た場合、外相としての才腕も期待出来るのではないでしょうか。
<運気の流れ>
岡田さんは今年、効果抜群の年を迎え、人生上の変動が大きく出る年にあって自分の判断や作戦もうまく行く吉運となっていますし、来年もとても良い運気ですから、外交面での成果も上がると思われます。しかし、大局的にはあまり良い運気とは言えず、何らかの問題をはらんでいますし、彼の出方次第では現在の地位や立場も危うい運気を秘めています。2013年は彼にとって試練の年となる可能性が高く、この年をどう乗り切っていけるかが、鍵になると思います。